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近年話題のサウナ、その健康への効果って?

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サウナがもたらす健康効果

そもそもサウナには、熱したサウナストーンを使ってロウリュウを楽しむフィンランドサウナやスチームで室内を温めて入浴するスチームサウナなど複数パターンが存在します。

どのサウナにも共通しているのが、「健康に良い」とされていること。サウナ入浴をすると、体温の上昇によって発汗が促されることに加えて、血管や呼吸器の働きが促進されたり、自律神経系を安定させたりといった効果があるのです。これらが健康上に良い影響をもたらすといわれています。

 

どんな健康効果が期待できる?

近年のサウナブームでよく耳にするようになったのは「ととのう」というワード。心身ともに深いリラックス状態になることを指すようです。「ととのう」が広まったことからも、心身の疲労・ストレスからの回復を求めてサウナにはまっている人たちが多いと推測できます。

実際に、身体を動かした後にサウナに入ると疲れがとれやすくなったり、ストレス解消に繋がったりする根拠はあるようで、書籍などでもよく紹介されています。

その他にも、就寝前に低温でゆったりサウナ入浴することで鎮静作用が働き安眠の手助けをする効果があったり、血行が良くなることで肩こりや冷え性が改善されたり、病気や風邪の予防・治癒に関するメリットも望めるようです。
(実際に、サウナを家に導入されたお客様からは「子供が全然風邪を引かなくなった!」とのお声を本当によくいただきます!)

 

サウナが治療にも使われている?

正しいサウナ入浴を行えば、美容や健康維持(気分・食欲・睡眠・便通を是正)し、病気の治療などにも効果を発揮していることが証明されています。例えば、サウナを利用する″和温療法″は、多くの難治性疾患の治療・予防に効果を発揮しているようです。

2012年に高度先進医療に認定され、現在では全国に実施病院があるほど。近隣では岡山大学病院(岡山)や大谷リハビリテーション病院(広島)などでも実施されているようです。

加藤容崇氏(慶應義塾大学医学部腫瘍センター特任助教・日本サウナ学会代表理事)の著書「医者が教えるサウナの教科書」によると、和温療法では遠赤外線パネルの乾式サウナを使用し、60℃/15分間の入浴で体内深部温度は0.8℃~1.2℃上昇するとのこと。

「約1.0 ℃の深部体温の上昇は安全で副作用もなく、血管機能をはじめとした様々な身体機能を改善する」という医学的根拠が綴られています。

 

大切なのはサウナの質と入り方

これまで「サウナは健康に良い」という内容を述べてきたわけですが、実際にはサウナの「質」と「入り方」も重要なポイントになってきます。

ドライサウナで例をあげると、現状の多くのサウナ施設では90℃以上に設定されていますが、本来はそれほど高温で入浴する必要はなく、70℃程度の室温でロウリュによって湿度を調整しながら体感温度を上げ心地よい発汗をするのが理想です。どうしても公共のサウナだと皆それぞれの体温の感覚が違うため、最適な環境に整えるということが難しいのですが、自宅サウナであればこの点も問題なく解決可能です。心地よい室内温度で、自分のペースでロウリュウを楽しめるのです!

高温すぎるサウナは、反って美容・健康に悪影響を与えてしまうケースもあるため、“我慢大会サウナ”にならないように、決して無理をせずに入浴をするように心がけてください。

自宅で日常的に、体調に合わせながらのサウナ入浴を取り入れることで、様々な健康への効果があることと思います。

それぞれのご家族に合った、ウエルネス向上のための楽しいサウナライフをお届けできれば幸いです。